東海大学医学部付属病院 循環器科2020-04-09T18:49:17+09:00

東海大学医学部内科学系 循環器内科

こちらは東海大学医学部内科学系 循環器内科の治療情報に特化したWebサイトになっております。

治療情報

お知らせ

東海大学循環器内科オンライン医局説明会2021 Episode 1

2021年06月19日|お知らせ|

みなさま、お待たせ致しました! 東海大学循環器内科オンライン医局説明会Episode 1を6/28(月) 19:30から開催することに致しました。どこで研修をしていても参加できるシステムです!対象は、研修医の先生方、医学部の学生さん、海外留学中の先生方、その他、新天地で刺激を受けたい先生、あるいは循環器内科で仕事してみたい看護師などコメディカルのみなさま、我々は幅広く門戸を開いております。 Episode 1から3まで三部作を予定しておりますので、楽しみにしておいてください! 東海循環器内科オンライン説明会2021Episode1 興味ある方は是非ご連絡ください(tokai.cardio@gmail.com)。

国内初となる体外放射線照射による難治性致死性心室不整脈の治療を実施

2021年04月13日|お知らせ|

東海大学医学部循環器内科吉岡公一郎教授の研究グループは放射線治療科国枝悦夫客員教授らと共に、国内初となる体外放射線照射による難治性致死性心室不整脈(心室頻拍)の治療 (特定臨床研究, 厚労省認定番号 jRCTs032190041, https://rctportal.niph.go.jp/detail/jr?trial_id=jRCTs032190041)を2019年11月に実施しました。治療から1年4カ月余が経過しましたが、合併症は認められず良好な経過をたどっています。その治療内容をまとめた論文が、この度、心臓病学の国際一流雑誌であるHeart Rhythm Case Reports誌にオンライン掲載されました。 心室頻拍の治療は、現在のところ薬剤、カテーテルアブレーション、植込み型除細動器の3つが主体ですが、これらを組み合わせて治療を行っても難渋することのある重篤な疾患です。体外放射線治療は、心室頻拍に対する第4の選択肢として期待されます。現時点では心筋梗塞に合併する心室頻拍が良い適応ですが、世界的にはその他の疾患についても僅かずつ治療が開始されてきました。 [...]

ようこそ、東海循環器内科へ!!!

2021年04月05日|お知らせ|

新年度、我々が一番楽しみにしていることは、新しい仲間が加わってくれることです。すなわち、新入局者の先生方です。やはり新しいメンバーが加わってくれることは、大きな刺激を受けまし、何より我々にとっての一番の財産です。本年度はなんと、5名の先生方が東海循環器内科に加わってくれました!!! 海老名総合病院で初期研修をされた飯村和真先生、平塚共済病院から遠藤志央里先生、東海大学病院から杉浦努先生、土屋亮先生、東京西徳洲会病院から鈴木大樹先生、が新たに仲間として加わってくれました(写真下)。 今後我々は、この5名の先生方が、少しでも活躍できる環境を精一杯整えていきたいと思っております。この5名の先生方のご活躍に注目してください!!!東海循環器内科にご興味のある若手の先生がいらっしゃいましたら是非一度気軽にご相談ください(info@tokai-junkanki.com)。  

論文アクセプト(鳥居翔先生)

2021年04月04日|お知らせ|

アメリカ留学から帰国後、デバイス病理関連で大活躍を続ける鳥居翔先生の留学中の成果の一つがこの度、心臓病学の国際一流雑誌であるJACC誌にacceptされました。急性冠症候群の原因として、石灰化結節+血栓というパターンはそれほど多くはないものの、重要な病因の一つである一方で、これまでその病態はあまりわかっておりませんでした。鳥居先生らは、病理学的な解析を詳細に行い、この病態の解明につながる研究成果を発表されました。日本には透析患者さんの急性冠症候群も少なくなく、本研究がこれまで成績不良とされていた透析患者さんの冠動脈治療につながることが期待されます。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33795033/ 東海大学循環器内科病理ラボ(CV Hills,通称Gラボ)では、心血管のあらゆる病理サンプルの解析を行っております。冠動脈ステントはもちろん、末梢血管ステント、最近では、弁膜症病理(TAVI弁、機能不全となった生体弁、MitraClip術後など)などの解析も積極的に行っておりますので、是非そのようなサンプルがございましたらご連絡ください(storii@tsc.u-tokai.ac.jp)。 筆頭著者の鳥居翔先生

大野洋平医師の記事、讀賣新聞に掲載!

2020年11月28日|お知らせ|

大野洋平講師の「Withコロナ時代に知っておきたい心臓疾患大動脈弁狭窄症」と題した記事が本日の讀賣新聞朝刊に掲載されました。コロナ禍においては、患者さんは「病院に行くとコロナにかかってしまうのではないか?」と思ってついつい病院から足が遠ざかりがちですが、コロナ対策をきちんとしている病院であれば、マスクや手洗いなどに気をつけていれば、余計に恐れることはありません。むしろ、病気について正しく理解することが重要であります。今回取り上げた大動脈弁狭窄症は、適切な診断および治療のタイミングが極めて重要な疾患であります。高齢な患者さんには、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)という胸を開かなくてもできる低侵襲治療もございます。大動脈弁狭窄症と診断されたら是非一度当院ハートチームにご相談ください(info@tokai-junkanki.com)。 記事のファイル大野医師讀賣新聞記事 大野洋平医師(左)と聖マリアンナ医科大学の出雲昌樹医師(右)

PAC2020が開催

2020年11月07日|お知らせ|

急性冠症候群の治療に特化した学会であるPAC2020が、伊苅会長のもと、開催されました。今回は、コロナ禍ということでWEB開催でした。当院からも、心原性ショックを呈したSTEMIのビデオライブ症例が発表されました。毎年多くの症例をもとに議論がなされる本会は、ユニークであり、また非常に学びの多い会となっております。来年は通常開催されるといいですね! https://www.facebook.com/PanPacificPrimaryAngioplastyConference/  

ご挨拶

循環器内科では、最先端の診療をお届けします。世界最新のCT、MRI、核医学、超音波を用いた検査が可能です。冠動脈領域では世界をリードする血管内超音波や光干渉断層(OCT)イメージング機器を用いた最先端の診療をおこなっています。カテーテル治療では、冠動脈(PCI)、末梢血管(EVT)、頸動脈(CAS)、腎動脈(PTRA)などは全国で指導的立場の医師が治療を行います。不整脈領域では心房細動に対するアブレーション、植え込み型除細動器などの治療もおこないます。さらに、レーザーによる血管形成術、カテーテルによる心房中隔欠損閉鎖、慢性血栓性肺動脈高血圧(CTEPH)の治療件数も増加しています。弁膜症に対する治療も経皮的大動脈弁置換術(TAVI)、僧帽弁クリップ治療なども日本をリードしています。世界から注目されており、海外の医師が指導を求めて見学に多く来院する、間違いなくカテーテル治療に関しては日本を代表する診療科です。また、心不全診療、心臓リハビリテーションも重点的に行っており、総合的に最先端の診療を行う科で緊急体制も整っております。循環器診療に関してお気軽にご相談ください。

循環器内科 診療科長
伊苅 裕二

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