我々が以前から取り組んでいる「内頸静脈ICEガイド下TAVI」ですが、その成果の一環がこの度心臓病学の国際一流雑誌であるJACC Intervention誌にacceptされました。ベースラインに右脚ブロックを認めるケースでは、TAVI治療後にペースメーカー留置術が必要となるような完全房室ブロックへの移行のリスクが高いことが知られていますが、ICEにより術中リアルタイムで膜性中隔を観察しながら最適な位置に生体弁を留置することで新規ペースメーカーを回避できる、という内容です。

宮本先生、チームの皆様、おめでとうございます!この報告が今後のよりよいTAVI治療につながることをハートチーム一同心より願っております!

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32800501/

筆頭著者の宮本淳一先生”YES, WE CAN!!”