当院での治療の特徴

塞性肥大型心筋症に対してカテーテル治療の専門チームによる丁寧かつ安全な治療が提供できます。また、閉塞性肥大型心筋症に対しては、手術やペースメーカー治療が有効となることもあるので、それらの選択肢も含めて最適な治療を提供致します。

治療説明

塞性肥大型心筋症に対するカテーテル治療
閉塞性肥大型心筋症とは、左心室と右心室の間の心室中隔基部(心臓の出口に近い方)が生まれつき厚くなっているため、心臓の出口が狭くなっている病気です(図)。そのため僧帽弁も影響を受けやすく、僧帽弁逆流を合併することが多いです。心臓から全身へ血液を送りにくくなってしまうため、動いたときに息切れ、胸の痛み、気を失って倒れてしまうことがあります。病気が進行すると、心不全と言って、胸に水が溜まって息切れがひどくなったり、足がむくんだりすることがあります。飲み薬で病状の改善が十分得られない場合は、カテーテル治療、心臓外科手術、ペースメーカー治療が考慮されます。カテーテル治療は、カテーテルを使用してこの厚くなった心筋に栄養を送る血管を心臓超音波を使いながら同定して、そこに選択的にエタノールを少量注入することで意図的に心筋梗塞を起こす治療となります。

実際のカテーテル治療は、原則局所麻酔で行い、治療時間は1-2時間ですが、治療対象血管が複数本ある場合は多少長くなることがあります。治療後、比較的速やかに通常の生活に復帰することが可能となることが多いです。

入院日数(入院の流れ)

  • 入院日数:4泊5日〜7泊8日(病状によります)
  • 入院翌日にカテーテル治療→ 集中治療室泊
  • 治療翌日:検査(レントゲン、採血、心電図、心エコーなど)、歩行など心臓リハビリ開始、一般病棟へ戻る
  • 治療二日目以降:心臓リハビリを継続し、状態により術後3日〜6日で退院となります

実施医

  • 大野 洋平
  • 中澤 学
  • 村上 力

実績

  • 2018年 1件
  • 2017年 1件
  • 2016年 1件
  • 2015年 3件