当科の鳥居翔先生が、伊苅裕二教授の指導のもと主導した多施設無作為化比較試験「SPEEDY PCI study」が、CVIT誌 に掲載されました。
本研究では、STEMI患者に対する緊急PCIにおいて、造影と治療を一本で担うIkari-leftカテーテル(SC-PCI法)を用いることで、従来法よりも平均3分間の手技時間短縮が可能であり、安全性にも差がないことを明らかにしました。
東海大学から広まったSC-PCI法はすでに全国の多くの施設で導入されつつあります。本研究にご協力くださった全国のご施設・ご関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。https://link.springer.com/article/10.1007/s12928-025-01162-1