日本人患者さんの特徴の一つである小さいバルサルバ洞(大動脈弁直上の構造物)は、TAVI弁留置後に冠動脈閉塞などの合併症を招くリスクがあることが知られております。我々は以前からそのような症例に対して、安全にTAVI治療ができるように意図的に小さめの生体弁サイズを選択してまいりました。その成果がこの度カテーテル治療の国際雑誌であるCatheterization and Cardiovascular Interventions (CCI) のOriginal Studiesに論文acceptされました。坂井先生、チームの皆様、おめでとうございます!この論文により、一人でも多くの患者さんが安全にTAVI治療を受けられることをハートチーム一同願っております!
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32533884/
筆頭著者の坂井克彰先生