東海大学医学部付属病院 循環器科2020-04-09T18:49:17+09:00

東海大学医学部内科学系 循環器内科

こちらは東海大学医学部内科学系 循環器内科の治療情報に特化したWebサイトになっております。

治療情報

お知らせ

大野洋平医師の記事、讀賣新聞に掲載!

2020年11月28日|お知らせ|

大野洋平講師の「Withコロナ時代に知っておきたい心臓疾患大動脈弁狭窄症」と題した記事が本日の讀賣新聞朝刊に掲載されました。コロナ禍においては、患者さんは「病院に行くとコロナにかかってしまうのではないか?」と思ってついつい病院から足が遠ざかりがちですが、コロナ対策をきちんとしている病院であれば、マスクや手洗いなどに気をつけていれば、余計に恐れることはありません。むしろ、病気について正しく理解することが重要であります。今回取り上げた大動脈弁狭窄症は、適切な診断および治療のタイミングが極めて重要な疾患であります。高齢な患者さんには、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)という胸を開かなくてもできる低侵襲治療もございます。大動脈弁狭窄症と診断されたら是非一度当院ハートチームにご相談ください(info@tokai-junkanki.com)。 記事のファイル大野医師讀賣新聞記事 大野洋平医師(左)と聖マリアンナ医科大学の出雲昌樹医師(右)

PAC2020が開催

2020年11月07日|お知らせ|

急性冠症候群の治療に特化した学会であるPAC2020が、伊苅会長のもと、開催されました。今回は、コロナ禍ということでWEB開催でした。当院からも、心原性ショックを呈したSTEMIのビデオライブ症例が発表されました。毎年多くの症例をもとに議論がなされる本会は、ユニークであり、また非常に学びの多い会となっております。来年は通常開催されるといいですね! https://www.facebook.com/PanPacificPrimaryAngioplastyConference/  

上岡智彦医師、ようこそ東海循環器内科へ!

2020年10月21日|お知らせ|

アメリカの名門エモリー大学でのSHDインターベンションフェローを終えて今月より我々のチームに加わってくれた上岡智彦先生。今日のTAVIも洗練された手技と治療戦略で完璧な結果でした!改めてようこそ、東海大学伊苅ファミリーへ! We are extremely delighted and excited to welcome [...]

論文アクセプト(松本新吾先生)

2020年10月10日|お知らせ|

東海大学循環器内科に東邦大学循環器内科より国内留学していた松本新吾先生が「EFの保たれた急性心不全患者におけるANP補充の有効性」に関する論文が、この度心不全学の国際一流雑誌であるESC Heart Failure誌にacceptされました。本研究では、神奈川の4大学を中心とした多施設共同研究で、HFpEFの急性心不全患者において、特に心房細動患者においては、内因性のANP分泌が不十分で、点滴にて補充すると良好な利尿が得られて治療に対する反応が良い、という内容になります。本邦においてようやく使用可能となったARNIが有効となる患者像を議論する際に必ず話題になる論文となるでしょう。 松本先生、参加施設の皆様、おめでとうございます!この報告が今後のよりよい心不全治療につながることを心より願っております! https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33037750/ 筆頭著者の松本新吾先生(右)と中澤学先生(左) [...]

論文アクセプト(宮本淳一先生)

2020年09月28日|お知らせ|

我々が以前から取り組んでいる「内頸静脈ICEガイド下TAVI」ですが、その成果の一環がこの度心臓病学の国際一流雑誌であるJACC Intervention誌にacceptされました。ベースラインに右脚ブロックを認めるケースでは、TAVI治療後にペースメーカー留置術が必要となるような完全房室ブロックへの移行のリスクが高いことが知られていますが、ICEにより術中リアルタイムで膜性中隔を観察しながら最適な位置に生体弁を留置することで新規ペースメーカーを回避できる、という内容です。 宮本先生、チームの皆様、おめでとうございます!この報告が今後のよりよいTAVI治療につながることをハートチーム一同心より願っております! https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32800501/ 筆頭著者の宮本淳一先生"YES, WE CAN!!" [...]

論文アクセプト(中村則人先生)

2020年09月26日|お知らせ|

大学院生である中村則人先生の研究がこの度、心臓病学の国際一流雑誌であるJAHA誌にacceptされました。慢性維持透析患者に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)治療の成績は非透析患者と比較して不良であることが知られておりました。比較的早期にステント内再狭窄する原因は何か?長年の謎に対する一つの答えを世界で初めて証明してくれました。ステント内に生じる石灰化結節であったのです。この成果を是非患者さんに還元できるといいですね! https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32964759/ 東海大学循環器内科病理ラボ(CV Hills,通称Gラボ)では、心血管のあらゆる病理サンプルの解析を行っております。冠動脈ステントはもちろん、末梢血管ステント、最近では、弁膜症病理(TAVI弁、機能不全となった生体弁、MitraClip術後など)などの解析も積極的に行っておりますので、是非そのようなサンプルがございましたらご連絡ください(storii@tsc.u-tokai.ac.jp)。   筆頭著者の中村則人先生 [...]

ご挨拶

循環器内科では、最先端の診療をお届けします。世界最新のCT、MRI、核医学、超音波を用いた検査が可能です。冠動脈領域では世界をリードする血管内超音波や光干渉断層(OCT)イメージング機器を用いた最先端の診療をおこなっています。カテーテル治療では、冠動脈(PCI)、末梢血管(EVT)、頸動脈(CAS)、腎動脈(PTRA)などは全国で指導的立場の医師が治療を行います。不整脈領域では心房細動に対するアブレーション、植え込み型除細動器などの治療もおこないます。さらに、レーザーによる血管形成術、カテーテルによる心房中隔欠損閉鎖、慢性血栓性肺動脈高血圧(CTEPH)の治療件数も増加しています。弁膜症に対する治療も経皮的大動脈弁置換術(TAVI)、僧帽弁クリップ治療なども日本をリードしています。世界から注目されており、海外の医師が指導を求めて見学に多く来院する、間違いなくカテーテル治療に関しては日本を代表する診療科です。また、心不全診療、心臓リハビリテーションも重点的に行っており、総合的に最先端の診療を行う科で緊急体制も整っております。循環器診療に関してお気軽にご相談ください。

循環器内科 診療科長
伊苅 裕二

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